ウィンクルボス兄弟とは?

Facebookの映画にも登場したビットコイン長者ウィンクルボス兄弟とは?

みなさんは、ウィンクルボス兄弟をご存知でしょうか。Facebookの立ち上げを記録した映画、「ソーシャル・ネットワーク」にも登場した同兄弟は、ビットコイン長者としても有名です。それだけでなく、仮想通貨業界においては、日に日にその存在感を増しています。

今回の記事では、ウィンクルボス兄弟について、生い立ちや仮想通貨の世界でどんな取り組みをしているのか、紹介していきたいと思います。

ウィンクルボス兄弟とは?

ウィンクルボス兄弟とは?

画像出典:https://www.instagram.com/p/BdbZbO6BgM1/

ウィンクルボス兄弟は、キャメロン・ウィンクルボス(Cameron Winklevoss)テイラー・ウィンクルボス(Tyler Winklevoss)の双子の兄弟です。サウサンプトン州の資産家の家庭に生まれた兄弟は、コネチカット州グリニッジで育ち、高校卒業後には名門のハーバード大学に入学しています。父親はペンシルベニア大学のビジネススクールで、助教授を務めるほどの優秀な人物です。ハーバードに入学できる頭の良さは、親譲りのものだったのでしょう。

また、ハーバード在学中から所属していたボート部でもその才能を発揮し、兄弟ともに選手としても有名な存在でした。さらに、卒業後には2008年の北京オリンピックにアメリカ代表として兄弟ペアで出場し、6位入賞という好成績を収めています。まさに、文武両道の絵に描いたようなエリート兄弟といった感じですね。

Facebook社CEOマーク・ザッカーバーグとの訴訟

マークザッカーバーグ

画像出典:https://www.instagram.com/zuck/?hl=ja

ウィンクルボス兄弟の名前が世界的に知られるようになったのは、SNSサービスFacebookCEOのマークザッカーバーグとの訴訟問題です。Facebookの立ち上げを描いた映画、「ソーシャルネットワーク」でも登場しています。映画を一度でも見たことがある方なら、あの兄弟かとわかることでしょう。

ウィンクルボス兄弟は在学中に、今のFacebookの元となる「ハーバードコネクション」というサイトを作ろうと考えていました。これは、Facebookのように誰もが参加できるSNSではなく、ハーバードの在学生、または卒業生が中心となるコニュニティサイトです。

そして、このサイトの制作を、当時ハーバードに入学したばかりのザッカーバーグに頼みます。しかし、ザッカーバーグはそのアイディアを基に、現在のFacebookの前進となるサイトを勝手に立ち上げてしまいます。その後、アイディアを盗用されたことを理由に、兄弟はFacebookに訴訟を起こしています。そして、裁判の結果、兄弟は多額の賠償金を手に入れることができました

ウィンクルボス兄弟とビットコイン

ウィンクルボス兄弟とビットコイン

ウィンクルボス兄弟とビットコインについても見ていきましょう。兄弟はFacebookとの訴訟で勝ち取った賠償金を使い、当時発行されたばかりだったビットコインに可能性を感じ投資を始めました。この頃のビットコインの価格は、1BTC=110円ほどです。2019年3月時点では、1BTC=40万円ほどの価格になっているので、およそ3,600倍もの値上がりとなっています。

具体的にいくら投資されたかは明らかになっていませんが、一説によると数十億円規模の資産をビットコインで築いたといわれています。これによって、ビットコインで財をなした「ビットコイン長者」としても、兄弟は一躍有名な存在となりました。時価総額46兆円のFacebookの原案を生み出した兄弟は、こうした点でも先見の明があったんですね

仮想通貨取引所ジェミニ(Gemini)を創設

ウィンクルボス兄弟とジェミニ

画像出典:https://gemini.com/

さらに、ウィンクルボス兄弟の活躍はこれだけに止まりません。兄弟は、アメリカで仮想通貨取引所ジェミニ(Gemini)を起ち上げています。ジェミニは、ニューヨーク金融サービス局から仮想通貨交換業のライセンスを取得しており、公的機関が認可した取引所として運営されています。

また、仮想通貨取引所としては初となる、外部評価機関デロイトによるセキュリティテスト「SOC 2」をクリアしています。これは、本来大手の金融機関向けに行われるテストであり、ジェミニが既存の金融機関と同程度のセキュリティを持っていることを示しています。

今後の仮想通貨市場は、年金基金や保険会社などの機関投資家(大口の投資家)の参入が見込まれており、セキュリティの重要性が以前よりも格段に高まっています。機関投資家は顧客から資金を集めて運用を行うという性質上、リスクのある商品へは投資することができません。仮想通貨がその投資対象となるには、高度なセキュリティは絶対条件となるのです。

ジェミニは、この「SOC 2」のクリアによって、機関投資家に自社のセキュリティを大いにアピールできたといえるでしょう。このように、兄弟は単純にビットコインで儲かったというだけでなく、仮想通貨市場全体にも影響を与える事業を行っています。今後の動向にも要注目です。

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