ビットコインの買い時はいつ?2019年末までに仕込んでおきたい時期を解説

2019年4月からの急激な価格上昇で話題を集めているビットコイン。現在は1万ドル近辺で推移していますが、年末までに2万ドルに到達するなど、強気な予想は依然として多く見受けられます。

そうはいっても、具体的にどのタイミングで購入すれば良いのかわからないですよね。そこで今回の記事では、為替、株式、金など歴史のある金融商品や世界経済の情勢などと結びつけながら、ビットコインの買い時を探っていきたいと思います。

ビットコインとマクロ経済の結び付きを確認しよう!

これまでのビットコインは、世界の情勢や他の金融商品との相関性はほとんどありませんでした。いっぽう、ここ最近ではマクロ経済との結び付きが生まれてきています。

世界経済との関係性

まずは世界経済との関係性を見ていきましょう。2019年は米中貿易摩擦、アメリカとイランの対立、イギリスのEU離脱(通称ブレグジット)、ドイツ銀行の経営危機など、各国の関係性の緊迫化や世界経済の先行きが不透明な状態が続いています。

また、途上国の通貨危機も深刻です。アルゼンチンでは経済収支が悪化しており、自国通貨のペソも暴落しています。トルコではイスタンブール市長選の再選挙でふたたび与党候補が敗北し、もともと低迷していたリラの価格もさらに下落しています。

これまでのビットコインは、こうした世界情勢や経済と結び付きはほとんどありませんでした。いっぽう、2019年は世界情勢の不安要素が出てくるたびに、ビットコイン価格は上昇しています。

通貨危機が起こっている国でも、バブル期よりもビットコインの取引高が増加しており、不況や混乱が大きくなるほどビットコインにとってはプラスに作用することがわかります。

アメリカドルとの関係性

2019年の大きなニュースとして、FRBによる10年ぶりの利下げがあります。一般的に利下げが行われると、ドルから資金は抜けることになります。つまり、ドルが売られる状況なので、ドル安になりますね。

そして、その資金は他の金融資産やビットコインへ流れると予想されます。つまり、ドル安になるほどビットコインの価格は上昇しやすくなる、逆相関関係が生まれていることがわかります。

株との関係性

アメリカのヘッジファンドが行った顧客へのアンケートなどから、株などの商品とビットコインの相関関係が少ないことから、ビットコインをポートフォリオに組みこむことを検討している人が多いという調査結果が出ています。

つまり、株のリスクヘッジとしてビットコインを購入するということになり、株価が下落している時などにはビットコイン価格が上昇する可能性が考えられます。

2019年のアメリカの株式市場は、トランプ大統領の就任から続いていた強気相場が終わりを迎えつつあり、年末にかけて株価は下落方向へ向かう可能性があるため、ビットコイン価格も上昇する可能性があります。

金との関係性

ここ最近もっとも注目を集めているのが、金との相関関係です。金はこれまでにも世界情勢が不安定な時期などに、価値保存の機能を持った安全資産として考えられてきました。

ビットコインはデジタルゴールドとも呼ばれており、金のように価値保存の機能を持つ資産と捉える考え方もあります。

実際にこの考え方はビットコインの価格と金の結び付きを強めており、2019年7月から金価格の上昇と合わせてビットコインも上昇するという相関関係が生まれました。

ビットコインの買い時は2019年9月末ごろがベストかも!

ここまでの情報を踏まえたうえで、現在のビットコインの状況を確認してみましょう。ビットコインは1.4万ドル近くまで上昇したあと激しいプルバックが起こり、現在は1万ドル近辺で取引されています。

他の金融市場では、現在はアノマリー(法則から外れた事象)の1つでもある「夏枯れ相場」に突入しており、ビットコインもこの影響を受けて価格が下落している可能性が考えられます。

一般的に夏枯れ相場は9月末ごろまで続く可能性があり、この頃にはビットコイン価格もちょうど良い価格帯を推移している可能性があるかもしれません。

また、アノマリーには「1月効果」と呼ばれるものもあります。これは、株価などの収益率が1月がもっとも良いというものです。実際に2018年の仮想通貨バブルは、ちょうど1月に最高値を更新していますね。

つまり、9月末ごろに仕込んだビットコインが、2020年の1月ごろまでに大きく上昇する可能性があるかもしれません。この場合、9月で買って1月に売るのがベストといえるかもしれませんね。

投資家心理に惑わされずに、投資は自己責任で!

こうした買い時の判断をする時には、上述した世界経済の状況やアメリカドル、金価格などの情報も合わせて確認しましょう。

今回紹介した情報もあくまでも予想であり、投資を行う際にはさまざまな要因を考慮したうえで自分自身で判断することをおすすめします。

また、相関性に関しても投資家心理が働いているに過ぎず、実際にその事象が起こっているわけではないということを覚えておきましょう。

たとえば、ドルが安くなった時にビットコインが上昇している理由は、ドルから資金が抜けてビットコインに流入してくるだろうという投資家心理が作用した結果です。実際にドルが流入して価格が上昇しているわけではないということです。

投資の世界で長年にわたって使われているダウ理論の中には、「相場はすべての事象を折り込み済みである」というものがありますが、これはその投資家心理を的確に表した言葉でしょう。

また、誰もが価格は上昇すると考えた頃には、伸び代はもうほとんど残っていません。多くの投資が買いに走る頃から、相場は一気に下落を始めます。

はやめの行動と売り抜けを忘れずに意識してトレードをしていきましょう。

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