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企業・著名人のビットコイン価格予想、2019年後半はいくらになる?

ここ最近の価格急上昇で、ふたたび注目を集めているビットコイン。2019年の下半期はいくらになるのか、はたまた一気に下落するのか今後の価格は気になるところですよね。

そこで今回の記事では、2019年の企業や著名人のビットコインの価格予想を紹介していきたいと思います。

米調査会社ファンドストラットの予想

米調査会社ファンドストラットの代表トム・リー氏は、ビットコインが1万ドル(約108万円)を超えるかがポイントだと指摘しています。具体的には、過去の事例を見ても1万ドルを超えた時点で FOMO(投資家が相場に取り残される恐怖)が発動し、一気に2万ドルまで上昇するだろうという見解を示しています。

根拠として、同氏はビットコインの冬の時代は完全に終わったと2019年のインタビューでも答えており、その理由として「200日移動平均線を超えたこと」というテクニカル的な要因と、「OTC取引の活発化および通貨危機国での取引量増加」というファンダメンタル的な要因の2つを挙げています。

テクニカルから投資家へ買いを推奨する報告も

2019年6月には、ファンドストラットのテクニカルアナリストロブ・スライマー氏から投資家に対して、ビットコインの強い買いを推奨する報告も出ています。理由として、RSI(相場の過熱感を示す指標)と強気相場の一致が見られることなどを挙げています。

VC投資家ティム・ドレイパー氏の予想

米VC投資家であるティム・ドレイパー氏は、今後4年でビットコインが世界のマーケットシェアの5%を占めると発言しています。同氏は2025年までにビットコインが25万ドル(約2,700万円)に到達すると予想していることでも知られています。

根拠として、2018年初頭に最高値を更新して以降、開発が盛んに進んでいることを踏まえたうえで、1〜2年後には決済手段としてビットコインを利用することが普通になると答えています。また、オープンソースであり開発がやりやすいこと、分散化されたネットワークについても良いポイントだと言及しています。

過去には犯罪組織摘発で押収したビットコインを落札

同氏は過去に犯罪などで利用される闇サイト「シルクロード」の摘発の際に押収された3万ビットコインを、1BTCあたり632ドル(約7万円)でオークションで落札されたことでも知られています。3万BTCを現在レート(1BTC=100万円)で換算すると、約300億円近くのビットコインを保有していることになります。

BitMEXのCEOアーサー・ヘイズ氏

仮想通貨取引所BitMEX(ビットメックス)のCEOでもあるアーサー・ヘイズ氏は、今後2〜3年で5万ドルになるという予想をしています。根拠として、金融プライバシーの問題を多くの人々が意識するようになり、それによってビットコインの需要が増加することを挙げています。

キャッシュレスと金融プライバシー

2019年はソフトバンクのPayPayやLINE株式会社のLINE Payなど、キャッシュレス決済が大規模に普及する年であると予想されています。消費税増税の補填作として、日本政府からもキャッシュレス支払いに対してポイントを還元するなど後押しをする方針が出ています。いっぽう、キャッシュレス決済の問題点として、フィッシング詐欺など金融プライバシーが犯されると指摘する声も出ています。

たとえば、銀行に預けていたり自分のお財布にお金を入れている分には、インターネット上での詐欺には合いづらいでしょう。しかし、キャッシュレスでの支払いはインターネット上で手続きを行います。資産へのアクセスがより簡単になる反面、外部からの攻撃リスクも増すことになります。加えて、「誰がどこで何を買ったか」という情報・決済データを握るのはすべて企業側になります。

同氏は企業側が情報を握ることを特に重要なポイントだとしたうえで、ビットコインや仮想通貨のように管理者のいないプラットフォームは個人の決済情報(金融プライバシー)を守ることができると考えているようです。そして、キャッシュレス化が進み人々が金融プライバシーの問題に気づいた時に、ビットコインへのより確かな需要が出てくるだろうと見解を示しています。

注目されるビットコインの価値保存機能

以上、企業や著名人のビットコインの価格予想を解説してきました。今回は紹介していませんが、2019年4月からのビットコインの価格上昇に根拠がないという見方も存在します。いっぽう、通貨危機が起こっているアルゼンチンやベネズエラなどの国では、自国通貨への信用な低さからビットコインの取引高が上がっています。

加えて、米中貿易摩擦によって中国人民元の下落が発生しており、資金の避難先として中国マネーがビットコインへ流れてきているという見方も存在します。実際に、人民元の価格が下落するほどにビットコインの価格は上昇しています。決済通貨として普及する前に、価値の避難・保存先としてビットコインが活用されており、確かな実需が生まれつつあるのかもしれません。

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