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仮想通貨の種類にはどんなものがある?

仮想通貨の種類にはどんなものがあるのか、疑問に感じたことがある人も多いでしょう。

2018年12月時点で、仮想通貨は1,600種類以上発行されています

また、それぞれの通貨ごとに、発行された目的や役割も異なります。

そこで今回の記事では、仮想通貨の種類を用途と目的に応じて、大きく5種類に分類して紹介していきたいと思います

仮想通貨の種類その1「決済型」

仮想通貨の種類「決済型」
「決済型」の仮想通貨は、日常生活における買い物やオンラインショッピングなど、決済で利用することを目的としています

一般的なイメージを含めて、仮想通貨のもっともポピュラーなタイプと言えるでしょう。

「決済型」の代表的な仮想通貨

代表的な通貨としてあげられるのは、ビットコイン(BTC)です。

ビットコインは世界ではじめて誕生した仮想通貨であり、現在発行されているすべての仮想通貨の基盤となっています。

日本ではまだ少ないですが、アメリカでは実際に決済で利用できる店舗も増えてきています。

また、アルゼンチンやベネズエラなど、通貨危機が起きている国では、ビットコインの取引高が上昇しています。

つまり、資金の避難先としてビットコインが使われているのです

このように、ビットコインは単純な決済の役割だけでなく、価値の保存先としても機能しています。

仮想通貨の種類その2「アプリケーション開発型」

仮想通貨の種類「アプリケーション開発型」
「アプリケーション開発型」は、その仮想通貨のネットワークを使って、アプリケーションを開発することを目的として発行されています

開発したアプリケーション内でのアイテムの購入や、特典やボーナスとして、仮想通貨を使うこともできます。

また、その仮想通貨のネットワークを使って、さらに別の仮想通貨を作成し、発行することも可能です。

「アプリケーション開発型」の代表的な仮想通貨

代表的な通貨としてあげられるのは、イーサリアム(ETH)です。

イーサリアムはカナダ人プログラマーの、Vitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)によって開発されました

2018年12月時点で、イーサリアムを使って開発されたアプリケーションが、すでに数多く存在しています。

また、その性能の高さから、現在発行されている多くの仮想通貨で、イーサリアムのERC-20という規格が使われています。

仮想通貨の種類その3「匿名系」

仮想通貨の種類「匿名型」
仮想通貨の取引記録は、ブロックチェーンという技術を使い、「誰が誰に対して送金したか」記録されています。

この記録は、一般に公開されているので、誰でも閲覧することが可能です。

これに対して「匿名系」の仮想通貨では、個人のプライバシーを尊重し、匿名での送金を可能としています

一方で、その匿名性の高さによって、テロ組織の資金洗浄や、マネーロンダリングなどの犯罪に使われる可能性も指摘されています。

こうしたデメリットがあることから、金融庁によって日本国内では取り扱いが禁止されています。

「匿名系」の代表的な仮想通貨

「匿名系」で代表的な通貨としてあげられるのは、モネロ(XMR)です。

モネロはビットコインの匿名性の低さを懸念した人達によって、開発されました。

「リング署名」という技術を使い、複数人で取引の署名を行うことで、送金した人物が特定できない仕組みとなっています

この技術によって、モネロでは個人のプライバシーに配慮した、匿名での送金を可能としています。

仮想通貨の種類その4「ステーブルコイン」

ステーブルコイン
ここ最近、仮想通貨の市場で特に話題となっているのが「ステーブルコイン」です。

日本円やアメリカドルなどの法定通貨と、値動きが連動する仕組みとなっています。

一般的に仮想通貨は、ボラティリティ(価格変動)が激しいことで有名です。

そのため、実生活において通貨として使うことは難しいと言われています。

これに対して「ステーブルコイン」は、法定通貨と値動きが連動するという特徴を生かし、安定した価値を提供することができます

日常生活の決済など、通貨として普及する可能性が高いと言えるでしょう。

「ステーブルコイン」の代表的な仮想通貨

代表的な通貨としてあげられるのは、テザー(USDT)です。

テザーはアメリカドルと同等の価値を、発行元であるテザー社が保証しています。

2018年に入ってからは、テザー以外にもさまざまな種類の「ステーブルコイン」が発行されており、その勢いを増しています。

また、日本国内でもGMOインターネット株式会社が、日本円と連動したステーブルコイン「GMO Japanese YEN」を、2019年に発行する予定であることを明らかにしています

このように、大手企業も参入を決めた「ステーブルコイン」の市場は、仮想通貨の中でも重要なポジションを担っていくことが予想されます。

仮想通貨の種類その5「配当型」

仮想通貨の種類「配当型」
「配当型」の仮想通貨は、発行元の企業の営業利益の一部を、その仮想通貨の保有量に応じて、配当として受け取ることができます

同じように営業利益を配当として受け取れる、金融商品の株とよく似た性質を持っています。

値動きによる損失を配当によってカバーでき、安定した収益が見込めることから、人気のある種類の1つとなっています。

「配当型」の代表的な仮想通貨

代表的なものでは、OKEx(オーケーイーエックス)の「OKBトークン」や、KuCoin(クーコイン)の「KCSトークン」など、海外取引所が独自に発行している仮想通貨があげられます。

こういった仮想通貨では、その取引所の手数料収入などが、配当として受け取れる仕組みとなっています。

その他にもさまざまな種類の仮想通貨がある

さまざまな種類の仮想通貨がある
今回の記事では、ざっくり5種類に分けて紹介させていただきました。ここまで紹介したもの以外にも、さまざまな種類の仮想通貨が存在します。

市場を勝ち取るのはどの仮想通貨になるのか、みなさんも今後の動向に、ぜひ注目してみてください。

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